ポジティブ・リトリート①

こんばんは。管理人の心理カウンセラー、よしです(´ `๑)
久々の記事更新になりますが、今話題の「リトリート」について
書かせていただきました。少し長文なのでお時間ある時にぜひ。
    
   
◆「リトリート」とは?
     
”リトリート”とは、
退却・後退・退避を意味する英語です。
   
今、このリトリートという言葉が
  
リオオリンピックにて超絶技巧を繰り出す
「ひねり王子」こと白井健三くんの愛称並に
   
徐々に来ている(?)ように思いますが
    
リトリートとは良い意味で”逃げる”という事。
  
例えば、忙殺される日常の中で
”3日だけ”休みをとり、その日常から離れ、
  
オシャレマルシェが立ち並ぶ山梨のリゾナーレ八ヶ岳
テラス席でスマホの電源をオフにし、優雅に
甲州白ワイン・グレイス茅ヶ岳を飲みつつ開放感に浸る
   
そのように、仕事や家庭生活等の日常から「退却」し
自分だけの贅沢な時間や場所に浸ることで
”自分自身を癒す”というようなことに当たります。
       
  
◆ビジネスになりつつある「リトリート」
   
今、そんなリトリートは、”ビジネス”としての展開を
見せています。個人的な、休息目的の旅行としての形は
お馴染みですが、
      
例えば、企業や組織で働くリーダーを対象に、
「ゆっくり静かに内省する時間を持つ」という事を目的に
”森の中”や”島”、”海”などに身を置くことで
   
忙しい日常では触れることが難しい、
本質的な領域に入り込むプログラムなどもあります。
    
確かに、”日常”とは安心出来る時間である半面、
その日常に流され、物事を考えることができなくなる
怖い物です。
    
時間とお金を費やし、あえて、心身のリラックスと
自己内省のために、「日常から退却する」リトリートは
大切なことです。
  
  
◆意識的な”リトリート”

僕は、前述した「リトリート」の意味としての
「退却・逃げる」という言葉が
  
『大好き』です。
   
学生時代、常に「帰宅部」だった僕は
友達がいないことを悟られたくなくて、
  
「誰よりも早く帰る」ことが特技でした。
   
あまりに早く帰るので、小学校の頃は
  
「どうやったらそんなに早く帰れるの?」
  
と、クラスメートに質問されるほどです。
    
高校の頃なんかは、「超高校級の帰宅部」でした。
       
それだけ、退却することに関しては
”プロ意識”を持っています。
   
しかし僕は、そのお陰で、
  
「旅行をするリトリート」ではなく
  
「意識としてリトリート」することを覚え
  
それにより、人生がとても楽になることに
気がつきました。
    
意識的リトリート。それを

『ポジティブリトリート』と名付け、
  
生きる上で実践をしています。
  
   
◆ポジティブ・リトリート
   
ポジティブリトリートとは、わかりやすく言うと
   
『積極的諦め』です。
  
「諦め」と言うとネガティブに聴こえるかもしれませんが
実は、仏教の世界では深い意味を持つ言葉なのです。
    
『諦め』それは
  
物事への”執着”を捨てた後、達観し、
悟りを開くという道筋を辿るという過程。
  
つまり、悩みから解放されるためには、
”執着”から離れること(諦めること)が
必要だという境地に達すると言われています。
  
そのような意味を持ち、改めて
「ポジティブ・リトリート」を考えると
   
『今、ある苦しみに、なぜ苦しみ続ける必要があるのか』
  
と、捉えることができます。
   
人は、ある苦しみを抱えている時、
  
『何かに執着』している場合が多いのです。
   
「これしか選べないから、手放せない」
  
といった状態です。
     
しかし、意識的にリトリート(退却)し
   
「今の状態から退却しても良いのでは?」と考え
「今の状態に苦しみ続ける必要性」を
改めて考え追求していくことで、
     
「実は、苦しまなくてもよかった」ということに
気がつくことが多い。
   
そして、その苦しみから解放された人は、
  
「今はこんなに楽なのに、なぜあの時は、あの苦しみから逃れられないと思っていたんだろう」
  
と、後で気づくのです。
   
今の職場。友人。恋愛。夫婦。住居。
  
さまざまな要素において、人は、
苦しまなくても良いことに苦しんでしまうものです。
   
それであるならば、その苦しみから
”逃げても大丈夫”と気づき、
  
現状から積極的に退却していくことは、
ネガティブな逃げではありません。
    
それは逆に、自分の人生の貴重な時間を無駄にしない
人生の豊かさに繋がります。
      
   
◆苦しみの正体
  
人が苦しむ原因。それは
  
「選択肢が見つからないから」です。
   
「これしかない」そう思う時、
時に人は、死ぬ程の苦しさを感じます。
   
しかし、今、現代人にとって実は
  
『この時代は追い風であり、味方』なのです。
     
今は選べる世の中なのです。
    
苦しい中でも、今まで目に見えなかった選択肢を
見いだす事で、人生の希望を見つける事ができます。
   
カウンセリングにおいても、よく僕が言う
   
『あなたは選べるんだ』という言葉。
  
これを、ポジティブリトリートとして
これからもお伝えできればと思います。
   
ポジティブリトリートには、いくつかの種類があるので
それはまたの機会に、書かせていただきますね。
  
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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