仕事のミスが多く、もう辞めたい

こんばんは。心理カウンセラーさいとうよしゆきです。公開型お悩み相談フォームより新しいご相談をいただきましたので、ご回答させていただきます。

仕事のミスが多く、もう辞めたい

題名「仕事のミスが多く、もう辞めたい」

辞めたいよ さん《20代/女性/OL》

こんにちは。私は、今年で29歳になる女です。仕事を辞めたいと思っています。どうしようもないかもしれませんが、よろしくお願いします。私は、もともとおっとりしている性格のせいか、仕事でなぜか、ミスを連発してしまいます。仕事のお客さんが怒っているとき、焦っているとき、不機嫌な時は、特に仕事のミスが多くなってしまいます。

私は、前の仕事の時も辞めたいと強く思っており、鬱を発症しました。その状態がひどかったときには、あるお客さんの個人情報を流出させてしまう大変なミスを犯してしまいました。その前の仕事でも、時間管理ができずに遅刻をしてしまったり、自分では計算をしているつもりでも時間通りにまったく終わらなかったり。その結果、謝らなければいけないようなミスに発展してしまうのです。

私は、仕事のミスがとても多いので、厳しく叱られたり、給料を減らされてしまったり、どのような仕事でもそうでした。そして、そんなミスしがちな自分が情けなくて、嫌いで、どうしようもなく、辞めたい気持ちが強くなっていくのです。

仕事では、怖い上司の前ではさらに緊張が増し、ミスが増えます。この上司に怒られない様に仕事をしないと、と考えて行動するのですが、その反省はなぜか成果に結びつかず、上司からの指示に対して思い込みで動いていてしまったり確認ができなかったり、頑張ってメモをとったりするのですが、そもそもそのメモ自体がどこかにいってしまったりするミスもします。このように、仕事ができないので本当に情けなくて涙が出て来ます。

仕事といっても、私はフリーターです。でも、何度も転職を繰り返し、今いる仕事の場は比較的落ち着いているところです。多少は居心地は良いのですが、やはりお客さんが怒っていたり、プレッシャーをかけてくると萎縮してしまい、焦って、本来しなくてもいいような仕事のミスをしてしまいます。お客さんは、私に対して怒っているのではなく、商品の不具合に対して怒っているということもわかっているのについ、萎縮し、思考停止してしまいます。それがまた、ミスに繋がっていくのですが…。

それなのに、フリーターなので収入も少ないため、日々、みっちりと仕事を入れたくなってしまいます。もっとゆっくりしたい。休みがほしいと思うのに、仕事のシフト作成の担当者には「週6でも仕事ができるので、来月もたくさんシフトを入れてください」といってしまいます。生活面にゆとりが欲しいこともありますが、シフトがあまり入っていないと、「私は必要とされなくなったんだ」と怖くなるのです。

このような調子なので、ミスも多い悪循環の中をぐるぐるとし、抜け出せないような感覚です。いっそ、電車に飛び込んで、はねられてしまおうかと思うほどです。でもそんな勇気もない。毎日、繰り返しのように仕事に行きます。頑張って、正社員になる道も考えていますが、こんな仕事のミスの多い私が正社員なんて責任ある立場になるなんて、とても考えられません。今の立場が、自分としても楽なのだと思います。誰かに甘えていたいし、できれば、仕事のミスも誰かにフォローされていたい。辞めたいとも思ってしまっている。そんな、子どもな私も嫌いです。

実際に、仕事でミスをして上司や先輩に怒られている時に、助けてほしいという気持ちや、涙が止まらなくなります。こんな、弱くて、仕事もミスばかりで、ダメな私にできることなどあるのでしょうか?

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”こうであらねばならない”という固定観念

【担当カウンセラー:さいとうよしゆき】

辞めたいよさん、はじめまして。心理カウンセラー代表の、さいとうよしゆきです。ご相談ありがとうございます。

文章を読んでいて、辞めたいよさんは、とても頑張り屋さんなのかなと思いました。仕事でもプライベートでも、実は自分に厳しい面もあるのではないでしょうか。そうして頑張って、頑張って、ミスを恐れ心も身体もこわばってしまっている、辛い状態なのかなと感じました。

仕事のミス。僕も、実は多い方です。大きなミスもしたことがありますし、ケアレスミスなんて無数にする人間です。でも、そのようなミスや、失敗って、実は誰にでもあるのですよね。だけど、辞めたいよさんのように「自分はコレではダメだ」と考える、自分に厳しい方ほど、注意を受けた時に、小さなミスも誇大化して考えてしまうものです。そう、まるで自分を全否定されてしまったかのように…。

辞めたいよさんは、もしかしたら、「こうであらねばならない」という自分の中の決まりごとがたくさんあるのではないかな、と感じました。仕事の場面だけでなく、対人関係において。そして、それはおそらく、過去の辞めたいよさんが今までずっと積み重ねてきたもので…それが出来なかったときは、自分が愛されない。自分は認められない。そのような固定観念が、辞めたいよさんは根強いのではないかなぁと思いました。

>今の立場が、自分としても楽なのだと思います。誰かに甘えていたいし、できれば、仕事のミスも誰かにフォローされていたい。そんな、子どもな私も嫌いです。

人間は、依存的な側面や、自立的な側面、両方を備えているものです。辞めたいよさんも、本当は、そうではありませんか?私たちは、子どものころにお母さんに甘え、安心したら、自分の足で歩き出す。そして、歩いている中で不安になったらまた、お母さんに甘えに戻る…そのような事を繰り返してきました。だから、100%依存しない人。逆に、100%自立している人など存在しません。弱い自分と、強い自分、両方が自分の中にあるもので、楽に生きるコツというのは、弱い自分と強い自分がいることをしっかり認め、そのバランスをとる生き方をすることです。

だから、辞めたいよさんにも当然、弱い所だけでなく、強い所がある。でも、先ほど僕が言った「自分の中の決まりごと」に従い、弱い自分が許せなく感じているのではないでしょうか。強い自分でなければいけない。仕事ではミスしてはいけない、と考えておられるのではないでしょうか。

これって、実は思い込み。もしかしたら、弱い自分を押し込めて、強い自分優位で生き、人に頼らない生き方が理想的だと思われているかもしれません。問題を迅速に解決し、多くの人に頼られる自分が素晴らしいと思われているかもしれません。でも、そのように自分を追い込み、苦しんでいる現実は、果たして「幸せ」といえるのか。

幸せの定義

「幸せ」とは、人それぞれであると思います。でも、もっともわかりやすいシンプルな幸せとは、自分自身が生きやすいこと。楽であること。日々の幸せに気づき、ありがとうと思えること。もしかしたら僕らは、「幸せ」とは何かを見失ってしまっているかもしれません。

幸せの定義というものは人それぞれです。「誰かが言った幸せ」は、「自分の幸せ」ではないのです。だから、辞めたいよさんの幸せな状態とは何か?そこを見いだす事ができたら、それが人生のコンパスになりますね。

>上司に怒られない様に仕事をしないと、と考えて行動するのですが、その反省はなぜか成果に結びつかず、上司からの指示に対して思い込みで動いていてしまったり確認ができなかったり、頑張ってメモをとったりするのですが

>お客さんは、私に対して怒っているのではなく、商品の不具合に対して怒っているということもわかっているのに

>仕事のシフト作成の担当者には「週6でも仕事ができるので、来月もたくさんシフトを入れてください」といってしまいます。

辞めたいよさん。辞めたいよさんはもう、十分頑張ってきました。上に抜き出させていただいた文章のように、結果どうあれ、メモをとることや、商品の不具合にお客さんが怒っていると気づける冷静な視点、頑張ってたくさんシフトに入らないとと考える姿勢。辞めたいよさんは、僕にはとても、真似ができないような要素を兼ね備えていますし、頑張って頑張って、頑張ってきました。

だからね。もう、十分ではないでしょうか。もう、頑張らなくても良い。辞めたいよさん自身を許してあげてもいい。想像してください、目の前に、頑張り続けているけどミスをしてしまいうまくいかなくて、ミスに苦しみ泣いている幼い辞めたいよさんが居たら、その子になんて声をかけますか?ミスするな!もっと頑張れ!と言いますか?

力を抜いていいよ。頑張っているの、わかってるから。ミスしちゃって辛いよね。もっと楽に生きる方法がきっとあるよ。その方法を一緒に探そう?そのように声をかけてあげたくなるかも、しれません。泣きながら頑張っている、辞めたいよさんが、笑顔になることができるような道へ、そろそろ歩き出しても良いのではないかなと思います。

>今の立場が、自分としても楽なのだと思います。誰かに甘えていたいし、できれば、仕事のミスも誰かにフォローされていたい。辞めたいとも思ってしまっている。

辞めたいよさんは、楽な自分の姿に、気づかれていますね。それなら、話は早い。そのように生きていきましょう。甘えてもいいし、フォローされてもいい。ミスしてもいい。辞めたいよさんの幸せの定義を満たすために、辛い道を進む必要はあるのでしょうか。子どもな私でもいいと、自分に許可を出してあげてください。

ミスをしても、いい。

考えたいことは、辞めたいよさんが自分に厳しいという心理状態です。

なぜ、依存的な部分や、弱い部分を、辞めたいよさんは嫌っているのでしょうか?

なぜ、ミスはダメで、カンペキにしなければいけないと思うのでしょうか?

なぜ、甘えることや、フォローされることを禁じているのでしょうか?

「弱く居ても良い」と、辞めたいよさんが自分にOKを出せたとしたら、その先に、どのような未来が待っていると思いますか?もし、ネガティブなイメージが浮かんだら、果たしてそれは100%現実になるのでしょうか?

このようなcaseは、辞めたいよさんの心理的な「~ねばならない」を徐々にゆるめ、手放していくことが解決の糸口になります。「~ねばならない」を手放し、「弱くても良い」と自分にOKを出す事ができ、周囲の人がそれを受容してくれる世界を少しずつ、実現していきましょう。

辞めたいよさんが生きやすい現実は、必ず訪れます。にわかには腑に落ちないものなので、まずは頑張って来た自分を認めてあげて、そして「出来なくても良い、ミスしてもいい。甘えてもいい。フォローされてもいい。子どもでもいい」と考えを緩め、固くなった思考を柔軟にしてみてください。

思考が柔軟になったら、周囲に素直に伝えてください。「助けて」と。

そして忘れないでください。仕事でミスをしても、仕事でうまくいっても、人間の本質的な価値というものは変わりません。それは全て、自分がそう思うから、そう感じるだけなのです。この世界は不思議なもの。自己肯定感が下がると、周りの人は厳しくなり仕事も難しくなります。生きるのが辛くなります。その反対に、自己肯定感が上がると、周りの人は優しくなり、仕事も楽になり、生きやすくなります。

自分の価値を自分で下げず、自分にOKを出してください。よろしければ次回、ぜひカウンセリングに気軽にいらしてくださいね。カウンセラーは最後まで、辞めたいよさんを全面的にサポートします。

ご相談ありがとうございました。

心理カウンセラー代表さいとうよしゆき

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ご相談受付日(2016年7月6日)
「仕事のミスが多く、もう辞めたい」より

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「仕事のミスが多く、もう辞めたい」

ご相談公開日(2016年7月6日)
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